正羅さん、明日美ちゃんの日

2012.7.20

5月と6月に東京で会った正羅さんと大阪で会う。
西九条の駅で待ち合わせる。待っていると”道に迷ってるー”というメールがある。
西九条の駅は出口がふたつ、広い方の階段の上から通りを眺めていると
自転車に乗って黒いTシャツを着た正羅さんらしき人。
汗を拭きながらじーっとこちらを見ている。正羅さんかな、でも違っていたら
ここは西九条…、メガネをかけて見てみないと。
よく見てみる、たぶんそうだ。降りるとそこに汗だくの正羅さん。
自転車で守口から来たそうだ、2時間かかったらしい。
熱中症にならないか心配になる。もう一人、お友達の高木さんとも合流。
最近まで正羅さんはタイに高木さんはベルリンに行っていた、その話を聞きつつOTON△RIへ向かう。
到着。炭酸は殆ど飲めないけどなぜか呼ばれてジンジャーエールをもらう、濃くておいしい。
辺口さんと溝辺さんと正羅さんの間に流れるおかえりムードがすごい、部屋の中いっぱいに嬉しい空気が満ちている。故郷なんだなあと、勝手に帰省した気分になる。
そして今朝から水戸の兄夫婦が陣痛とやりあっているはず。意識は水戸と西九条を忙しく行き来している。
辺口さんに此の花ツアーをしてもらう。黒目画廊や此の花メヂア、宮本マンション(宮本だったかな…)のコインシャワー・ロッケンユーの壁の富士山。
誰かの家の雑多でカラフルな植栽や、一体化してどちらが先にあったのか見分けのつかない庭木と物干竿。
戴いた写ルンですでみんな写真を撮りながら歩く、同じ経路で同じレンズ付きフィルムで軽いシャッターを切る。
辺口さんの案内を聞いていると、町の感じ取り方が優しい人なんだなと思う。
あまりやりすごさないし、流さない。子供に戻った気持ちでOTON△RIに帰る。
そういえば正羅さんとは初めて会ったときから、再会したような感じがあったなと思う。ふわっとした声で優しい喋り方をする。
うちの兄夫婦いま陣痛中という話をするとエグイ方向にスイッチしてしまう。間違えたか。。
胎盤を食べる話、肌の艶の話、モロッコの超進んでいる美容の話にまで及ぶ。
私以外全員男性なのに女子会のよう。
雨が強く降る、去り難いけど京都へ戻る時間。このあとはあすみちゃんの送別会だ。
ニュー大文字。出会った頃にはグラスに5cmも飲んだら眠っていた彼女は
今日は日本酒をぺろぺろなめていた。
いつでもまた日本のどこかで会えるだろうな。