ガラパゴスの文章を読んで

2014.5.22

昨日のパトの文章を読んで。
自分がいる環境が突然変わってしまいひとりぼっちで過ごす中で、
価値観が次第に変化していき
何も無い非消費社会的な暮らしの中で気持ちが満たされていく男、
ある女性に突然出会い、彼女が一夜で姿を消したことにより
そこで初めて人恋しさという感情を知る。
今のひとりぼっちの環境が孤独で味気ないものに思える。
そんな中、そこらへんにある物を使って
何かを作り始めると再び心が満たされていく。
役に立つ物ではないし、誰からも評価を受けるようなこともないけれど
作ることには彼がこの世界にいる痕跡を残せたという喜びがある。
それが目的である、何もないところで作り続けることが
自分自身がこの世にいることを確認させて満たされる
そのことへの喜びが作ることの目的なのだとハッとした。

だからパトの写真が私の心をドキドキさせるんだろう。